整形外科　医長　奥田和弘　先生

〒900-0011　沖縄県那覇市上之屋1－3－1

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変形性股関節症による股関節の痛みでお困りの方へ。
変形性股関節症とは股関節の軟骨の摩耗、変形が進行する病気で、治療としては痛みどめの薬を用いたり、運動療法として中殿筋（太ももの外側）の筋力訓練などがあります。それでも症状が軽快しない場合には最終的には人工関節による治療が行われています。
運動療法の中で最近当院でも指導しているのがいわゆる“貧乏ゆすり”です（ジグリングと言います）。これによって痛みが軽減したり、末期の変形性股関節症の方で関節軟骨が再生したという学会報告もあり、現在全国10施設で効果を確かめるための共同研究が行われています。
ジグリングの時間としては1日約1~2時間の運動を3～6か月継続を目標にしていますが、自分で行う貧乏ゆすりはどこでもできる反面、行儀作法の面から長時間行うのが難しいといった問題点が挙げられています。
これを解決する方法として自動ジグリング器が販売されています。購入はインターネットで可能ですが、実物を見てみないと不安に感じる方のため、当院にはデモ機を準備しています（現在沖縄県内でのデモ機の準備は当院のみとのことです）。変形性股関節症による痛みでお困りの方、自動ジグリング器にご興味がある方は一度当科にご相談ください。