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変形性股関節症とは

平成26年の整形外科学会の発表では、変形性股関節症と診断された患者数は、約300万人とされています。また手術によって人工関節になる人の数は年間6万人程度ともいわれています。
厚生労働省の調査では、変形性股関節症を含む関節症で治療を受けている外来患者数も糖尿病を抜いて5位となっています。

変形性股関節症とは

関節軟骨の変性・摩耗が起こり、軟骨の衝撃吸収機能が障害され軟骨に接した骨組織が破壊されたり、防御反応として骨を作ったりする症状です。

変形性股関節症の症状

股関節周囲の痛み、動きの制限(屈んでくつしたを履きにくい、つめを切りにくい等)、跛行(歩くときに肩がゆれる)が主な症状です。特徴的な痛みは、しばらく歩くと痛い、朝より夕方のほうが痛い、などがあり夜間安静時にも痛みが出る場合は末期の症状の疑いがあります。

これまでの治療法

1.保存療法:薬の服用(止痛)、体重コントロール、筋力強化訓練
2.関節温存手術(自骨手術)
3.人工関節置換手術